ダブルケアでも大丈夫だよと 言える社会を目指して

いつも君彩の活動を見守っていただきありがとうございます。

君彩は20209月に設立し、約3年半、任意団体として様々な活動を行ってまいりましたが、
この春より非営利型の「一般社団法人 君彩」を設営する運びとなりました。

   これまでの活動や取材を通して多くの人に出会い、たくさんの学びを得ることができました。
もちろんまだまだ学びの途中ではありますが、ダブルケアを知っていただく機会も増え、
様々な熱い想いをもった皆さんに出会う中で、この繋がりが大きな力になりました。
至らない点もございましたが、大変感謝申し上げます。

  これからは法人として再出発するにあたり、地域の皆様や団体、府市町村、行政などとの協働を
強化し、ダブルケア支援を充実させることにより、ダブルケアに直面しても暮らしやすい環境を
つくっていけるよう、より一層の努力をしていく所存です。

今後とも変わらぬご支援ご協力を、よろしくお願い致します。

君彩代表 宮内 葉子(みやうち ようこ)

知ってほしい、ダブルケアのこと

「ダブルケア」とは、子育てと介護が重なるなど、家族や親族など身近な人へのケアが複数同時進行することをいいます。
ダブルケアは十人十色で、ひとつとして同じものはありません。2016年の内閣府の調査では、未就学児と親等への日常的な身体的ケアを行なっているダブルケアを担う人は、全国に約25.3万人いるとされています。
 現実的にはダブルケアをされている人はかなりの数がいらっしゃるのではないでしょうか。
2023年の関連調査では大学生以下の子を持つ10人に1人が子育てと介護の重い負担に直面しているとされています。※ソニー生命調べ

ダブルケアフェス2025 多くのご協力、お力添えをいただき、無事に終えることができました。
極寒の日で、遠方から来れなくなったと連絡いただいたりしたことは残念でしたが、ご来場いただいた皆様にはダブルケアを知り、学び、様々なステージで心動かされる日になったと思います。
ご登壇いただいた岩佐まりさんのお話には、1人で背負わず甘えて頼って笑顔で過ごしましょうというお声に、きっとケアする皆様にはとても励まされたと思います。
大好きな仲間でもあり、今年もキラキラ輝くカッコイイ姿と歌を届けてくれたSunny.G
社会の生きづらさや福祉の仕事の中での叫びを表現してくれた
ラップ&ギターのコムカイ
ダウン症などの障がいのあるみなさんでイキイキと格好良いダンスを披露してくれたONE TRIBE
それぞれ本当に素敵なパフォーマンスを披露してくださいました!
開催にあたり、関係団体はもちろん、仲間であるメンバー、ボランティアに来てくれた学生さん
ご賛助など応援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
また、寒い中足を運んでくださった全ての方、本当にありがとうございました!

ダブルケアカフェぽけっと
👆開催中!👆
場所:ゆうゆう3階 

次回は4月11日(金) 13時〜

※申し訳ありません。3月のポケットはお休みです。

オンライン(Zoom会)でも全国どこからでも
当事者からのお悩みやお話を吐き出せる居場所
介護おしゃべりカフェを作っています。

月に2回 お昼と夜に開催中!!
詳しくは下記からお問い合わせ下さい。

君彩 入会・ご寄付のお願い

私たちの活動は、補助金の他、応援していただける皆さまからの会費やご寄付を財源として事業を行っております。

ダブルケアカフェの参加費や会報など、ダブルケア当事者のご負担は最小限としたいと考えています。
誰もが直面する可能性のあるダブルケアです。
君彩は、支える人、支えられる人が入れ替わりながら、共に辛い時を乗り越えられるように活動していきたいと考えています。
もしも、今、これを読んでいただいている貴方に、少しだけ手助けしていただければ、困っている誰かが、少しだけ救われます。
そして貴方が困った時には、きっと誰かが手を差し伸べてくれるでしょう。
そのためにもひとりでも多くの方にこの活動を知っていただき、参加いただければと考えています。

ダブルケアラーとなった時、孤立しないよう、介護される方やその家族、子どもたちが笑顔で過ごせるよう、
一緒に支援の輪を広げていきたいと考えます。

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